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02 『家族にちゃんと会えてるのか?我儘言っていいから、その位時間作ってもらえよ。 こっちには、いつでも戻って来れるんだから。』 ヒチョルは、いつも僕の家族の話を聞きたがる。 「会えたよ。おじいちゃんが、やっぱり良くなくて、今離れるのはとても寂しいんだ。」 『そうか…心配なのは分かるけど、元気出せよ。そっちでドラマの主演も決まったんだろ?』 「うん。そうだよ、凄いだろ?僕が主役だよ!」 『ああ、韓国でも記事になったぞ。毎週テレビでお前の頑張ってる姿を見たら、おじいさんも元気になるさ。 皆で応援してるから頑張れよ。なんだったら韓国版の吹き替えは僕が担当してやるよ(笑)』 「え?」 『俺は声優の経験があるんだ(得意げ)。それで、明日は何時に着くんだ?』
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