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「一時には着くと思うけど、宿舎にはいつ戻れるかわからない。」 『…そっか、お前忙しいもんな。このままMで活動していったら、その内、韓国に戻って来れなくなるかもな。』 相変わらずの陽気な声でヒチョルは冗談を繰り返すが、 今の僕は、その全てを理解出来ない程、韓国語を忘れていた。 『まぁ、事務所は当分、お前を離さないだろうけどな…』 その後で、ククっと笑い声が聞こえた。 何が可笑しかったのだろう。
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