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僕はきっとこうゆう意味だろうと、気の利いた言葉を発するのだが、 それが全くウケなかった想像。 僕はただ、ヒチョルの傍で笑うマネキンになるしかない。 どっと憂鬱になる。 ああ、僕は馬鹿だ。 更に帰りたくなくなっちゃったじゃないか。 あと数時間後には飛行機に乗らなきゃならないというのに… 「ヒチョルにも会えないなら、中国にずっと居た方が楽だな…。」 近くにいる家族にすら会えないなて、なんて寂しいのだろう。 でも、もっと辛いのは、韓国人に「二度と戻って来るな」と言われることだ。 その時、携帯が震えた。 frm ヒチョル sb (non title) ______________________
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