~第一章~

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「では能力の説明に入ります 悠様の能力は“幻影創者”(タルパマスター)です わかりますか?」 「タルパマスター…タルパってたしかチベット密教の秘奥義…幻影の意味で細部まで想像することで現れる召喚魔法みたいなものじゃないですか?自分以外の第三者でも目視可能だとか」 「はい。そのタルパです。悠様の能力はタルパを自由自在に操ることができます。 第三者から目視可能なだけではなく、触ることも可能…つまりは召喚魔法というのがいいかもしれません。」 「それって強くないですか?想像したモノを召喚出来るって…」 「それは使い方次第ですね。しかし何でも召喚出来るわけではありません。」 「そうなんですか?」 「はい。悠様が召喚出来るのは“二次元少女”に絞られ、武器のみやドラゴンなどの幻獣を喚ぶことはできません」 「……は?」 「ですから、召喚出来るのは“二次元少女”に限られます 武器のみは無理ですが、武器持ちの二次元少女なら召喚可能です 尤も悠様は召喚した武器を使うことはできません…つまり召喚した少女に戦ってもらうのがいいですね」 「わかりました。なんか僕のためにあるような能力ですね」
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