~第一章~

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「その他質問はございますか?」 「うーん。あ、サバイバルってチームとか同盟を組んでもいいですか?」 「はい。基本何でもありです。しかしチームは5人までです。」 「ふーん…じゃあこのゲームで優勝したらどうなるんですか?」 「ゲームが終わっても超能力を使うことが出来ます。さらに副賞として現金5億円です。」 「てことは負けたら能力が破棄されるんですか?…って副賞5億!?」 「はい。」 「そうかぁ…だいたいわかりました。ありがとうございます。」 「いえ、仕事ですから。 それとコレを渡しておきます。」 「携帯…ですか?」 「はい。特殊な携帯で本人の能力情報、GPS情報、ゲーム進行状況、連絡事項の連絡、赤外線によるチーム登録、そして私への連絡も可能です。」 「へぇー、なんかすごいですね。」 「では、質問は以上ですね? ゲームの舞台は東京のため悠様は8月1日まで自由に過ごして下さい。 なお8月1日までに他の能力者への危害を加えるとペナルティが発生しますのでご注意ください。 それでは失礼します。」 「ありがとうございました。」 はぁ…すごいことに巻き込まれた… 現在午前9時35分 「ヤバ!遅刻!!…まぁ今日はいいか」 いろんなことを考えながら僕は部活をサボった
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