~第二章~

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2010年7月26日 午後12時30分 部活を終えて今は孝志とシリウスゲームについて話している 「お前の能力は何だった?因みに俺は“空間移動”(テレポーテーション)」 孝志はそういうと、目の前から消えて僕の後ろに立っていた 「おぉ!すげぇな! 僕の能力は“幻影創者”(タルパマスター)さ」 「タルパ?何それ?」 「まぁ見てな」 意識を集中させると目の前に茜ちゃんが出て来た 「うお!何だ!?」 「これが僕の能力。細部までしっかり想像することで、二次元少女を現実世界に召喚することができる! 僕は23日から25日までずっと能力の特訓をしていたんだ 今では召喚までに3秒もかからないし、5人までの同時召喚も可能さ」 『お兄ちゃ~ん』 茜ちゃんは抱き着いてくる 「すげぇ…でいいよな。お前にぴったりの能力じゃないか!」 「だろ!でお前はどうなんだ?練習したんだろ?」 そう言いながら茜ちゃんを消す 「あぁ、たぶん人一人くらいなら一緒に飛べるぞ?やってみるか」 「おぉ!いいね!それじゃ屋上とかは?」 「了解。いくぞ」 そう言った瞬間僕たちは屋上にいた 「ホントだ!すげぇ。」 「移動出来るのは行ったことがある場所、もしくは目視ができる場所に限られるけどな。 それに今はまだ100mくらいが限界だけどな」
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