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2月14日
ザァーっっ
と部屋のカーテンが開いて太陽の光が俺の顔を照らす。
あーーー
眩しい………
俺は反射的に腕を顔の前にもってきた。
「空!!朝だよ?」
俺の愛しの愛しのお姫さまは俺にまたがって顔の前に置いておいた手を退けた。
う"ーー
眩しい……
「空!!」
お姫さまは俺の顔を覗く。
顔にお姫さまの髪がかかってくすぐったい。
「なに笑ってるの?」
「くすぐったい……」
「早く、起きて!!」
ポンポンと俺を叩く。
「うー…ん…ちゅー…」
重たい目蓋を開けるときょとんとしているお姫さま。
なかなかお姫さまが目覚めのキスをしてくれないから
俺はちょっと上体を起こしてお姫さまの後頭部に手を回すが、体を後ろに傾け届かないようにする。
「おい。なんで逃げるんだよ」
「空が起きないからでしょ!!」
俺の上体は完璧起き上がっていた。
海羅は俺の腹からくるぶしへ移動していく。
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