第一章

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眠れなくなるくらい悩んで、布団頭から被って泣いて、ただ声が聞きたくて電話した。 「まぁた泣いてる(笑) “強くなれ”なんか言えないよ。 だって、いつも相談はするけど、投げ出さないじゃん。 “泣いていいよ”なんて今更言わない(笑) あまのじゃくだから(笑)」 初めて君に弱い表情を出せたよ。 自分は弱虫でも良いんだって、君が思わせてくれた。
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