27人が本棚に入れています
本棚に追加
それから、日に日にダサ男を朝駅で見かける事は無くなり、そして9月頃からはパッタリ見かけ無くなった。
「なぁ…ダサ男もしかして学校辞めたんじゃね?」
「あ!俺も思った!」
「「………。」」
この会話をしてる途中、胸がキュゥっと締め付けられるような感覚になった。
ダサ男にもう会えない…。
朝見かける、見ず知らずの男の子を笑うだけ……
そんなささいな事でも、無くなると思うと寂しくて…。
俺達は、まるで友達を失ったかのように気分が落ちた。
最初のコメントを投稿しよう!