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その日から、
暇さえあればダサ男の姿を求めた…
けれど、探せど、探せど見つからない…
もしかしたら、この田舎町から都会へと優雅に飛たってしまったのだろうか…
そんな事が頭に浮かび、俺の中でたった一度だけみた綺麗な“ダサ男“の影が薄れて来て、諦めかけていた時だった…
ついに見つけた。
俺の家から少し離れた所にあり、普段行く事のないコンビニにたまたま行った時に見つけたのだ…。
俺は、その日の内に、即コンビニに電話して面接を取り付けた…そして数日後、見事雇って貰える事となった。
雇ってもらったはいいが、あのコンビニに頻繁にダサ男が来るのか…?
と、いう疑問が浮かんだ。
だが、そんな心配をよそにダサ男は、毎日来てくれた。
…決まって8時頃に。
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