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チュンチュン ピピピ ピピピ 「…ん…。」 眠い…。 俺は、鳥の鳴き声と真夏の蒸し暑さのせいで目を覚ました。 ふと、重い瞼を開けて時計をみる…。 っち…。 んだよ、まだ4時半じゃねぇか…。 俺はイライラとして頭をかきながら、一階のトイレへと向い、用を足した。 自分の部屋に戻る途中、喉が渇いたから冷蔵庫から麦茶を出して、容器のまま一気飲む。 「…グビ…グビ…グビ…っ!?、ゲホッゲホッ!!……ウグ…。」 うわ 容器傾け過ぎて、口にはいらなかったやつが鼻の穴に入りやがった… 更に、それにパニクってたら、気管支にも入ると言う二時災害が… っあー!! イライラする! 完全に目が覚めた。 俺は、麦茶の容器を冷蔵庫に戻し、部屋に戻って暫くボーッとした。 ……暇だな…。 散歩でも行くか。 俺は、携帯と財布を乱暴にスウェットのポケットに突っ込むと家を出た。 …案外、まだ外は暗かった。 だけど、朝の涼しい風や、虫や鳥の声が心地いい……。 どこ行くか… その前に取りあえず、何か飲み物買お…。 そう思い、誰も居ない道の真ん中を、我が物顔で自動販売機まで足を進めた。
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