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『ピーピー、あーあーマイクのテスト中。』
律「この声は唯か」
澪「走ってる最中に気の抜けた唯の声が聴こえると安心するな」
律「全くだ」
『りっちゃん澪ちゃん無事~?こっちはみんな無事だよ~。後他に誰か学校にいたら放送室まで来てください。以上で~す。ぴんぽんぱんぽ~ん』
『唯、それは放送終われば勝手に流れるわよ』
『そおなんだ~私放送って初めてだよぉ~』
『あのぉ~私も何かメッセージいい?』
『ええ良いわよ』
『りっちゃん澪ちゃん~放送室でとりあえずお茶にしましょう』
律「むぎも相変わらずだなっ」
澪「だな。あの……律。さっきはごめんな。申請用紙忘れたくらいであんなに怒鳴って」
律「な~に言ってんだよ。私が悪いんだから澪は叱ってくれていいんだよ。その方が私も落ち着くし。私の方こそごめん……和とのこと悪く言ったりして」
澪「いいんだ。でも何であんな言い方したんだ?和のこと嫌い…ってわけじゃないよね?」
律「澪の一番は私だって…気持ちが…その、」
澪「ヤキモチか」
律「う、うるさいぞっ」
澪「ふふ、そんなこと言わなくてもわかってるだろ。ずっと律が一番だよ」
律「ば、バカ何言ってんだ」
澪「ふふっ」
和「全く唯は余計なことしゃべりすぎよ」
唯「えへへ//」
和「(この状況下でこののんきさ…さすがと言うかなんと言うか…)」
ガチャッ
律「へいおまちっ」
澪「……みんな…心配かけてごめん」
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