2章

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梓「澪先輩!無事で何よりです」 唯「澪ちゅわ~ん」ぎゅっぎゅっ 澪「こ、こらっ」 紬「わぁ……うふふ……」ポターリ 和「ともかくこれで誰か来てくれるかもね」 律「さて……来てくれるのがちゃんとした人であることを祈りたいな」 紬「とりあえずお茶にしましょう。放送室にティーセットがあるなんてラッキーよね」 律「しかしこうしてお茶してると今の置かれている状況を忘れそうだな」 唯「全くだね~」 梓「二人とも緊張感なさすぎです!」 澪「でも具体的にこれからどうしたらいいんだろう…。やっぱりこう言うのって警察かな」 和「そうね…。私もそう思ってさっき携帯でかけてみたんだけど繋がらなくってさ…。」 澪「そう……」 紬「……。」 一同が重苦しい雰囲気になっていたとこだった トントン 律「ん?」 トントン 唯「誰か来たんじゃない?!」 トントン 和「この普通のノックなら普通の人っぽいわね……。私が開けるわ」 トントン 和「は~い今開けますよ」 ガチャッ ガバッ 和「!!?」 律「まさか!」 唯「和ちゃん?!」 少し離れた放送室のドアの前に走る一同。 和「大丈夫よ。」 「ぐすん……お姉ちゃん……」 唯「憂…?」 憂「お姉ちゃあああん!」抱きっぎゅぅっ 和「ちょ、私はちが」憂「グスン……」 和「……」 泣きじゃくる憂を優しく撫でる和 和「(妹も悪くないわね……)」 紬「じゅるり…」
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