2章

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F1体育館通路前 和「さっきからおかしいと思ってたんだけど…」 澪「ん?」 和「私達の他にも誰が学校内にいると思うのよね」 律「さわちゃんゾンビか?」 和「いえ、ちゃんと知性を持った人間よ。だって変じゃない。下駄箱の前のドアやさっき念のために確認した校庭への出入口も閉まってたじゃない」 唯「でも放送で来たのは憂だけだったよ~?」 憂「私も他の人には合いませんでした。」 和「……」 律「まあ誰がいるにしてもそいつがどう言うつもりかってことだな」 澪「もしかしたらこの事件の関係者とかかもな…」 F1体育館前 和「嫌な予感がするのよね」 澪「私もだ」 梓「私もです…」 唯「ほぇ?」 憂「?」 紬「月が紅い…見えないけど」 律「行くぞ…せ~のっ!」 ガチャリ 和「アーッヤッパリー」 唯「和ちゃん!?大丈夫?」 和「え、えぇ。余りにも予想通りの出来事過ぎて逆に驚いただけよ」 律「鍵は…多分職員室か」 澪「また戻るの…?」 律「いや、私が取りに行くよ。みんなは残ってて」 澪「そんなっ!危ないよ!」 律「実際戦える武器持ってるのは私と和だけだからね。それに走れば3分で戻ってこれる距離だ。大丈夫」
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