1章

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梓「遅くなりました。掃除当番だったので。むぎ先輩とさっきそこであったんです。」 澪「二人ともお疲れさま」 律「じゃあみんな揃ったことだし!」 唯「お茶にしよっか!」 澪「あれ?」 梓「練習は…」 紬「今日はチーズカスタードレモンレフォンにしたの。お母様が教えてくれて私も作ってみたんだけれど…どう?」 律「むぎ、私は常々思っていたんだ…」 唯「りっちゃん…」 紬「えっ……」 律「本当にけいおん部入ってくれてありがとぉぉぉうんめぇぇぇよこれ本当」 唯「ありがとぉむぎちゅわぁん!美味しいよー!」 澪「お菓子ありきの関係かよ!まあ確かにこのレフォン凄く美味しいよ。さすがむぎだ」 梓「凄いですむぎ先輩!」 紬「ふふ、みんなありがとう//」 律「さ~て練習やるぞー!」 唯「おぉー!」 律「~♪っと。唯もだいぶ合わせられる様になったなぁ!」 唯「毎日ギー太弾いてるからね!」 梓「確かに上手くなりましたよね唯先輩。」 澪「私達最後のライブまで残り二ヶ月だし唯を見習わなきゃな」 紬「私達最後のライブ……か」 このメンバーでいられる時間も残り少なくなっていた。 学園祭のライブが終わればもう活動目標がなくなる。 何より三年生は受験の為部活にも来れない 梓一人で軽音部を続けさせるのは余りにも酷な話だった。 みんなもわかっているであろう、来年には軽音部がなくなることを
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