再開
16/19
読書設定
目次
前へ
/
40ページ
次へ
「奪っちゃった~‥」 唇を離した海紗が、ニッと笑った。 私は金魚のようにただ口をパクパクさせることしかできない。 「でも奪ったってのはいただけないよねぇ」 「へ‥?」 ずいぶん間抜けな返事が漏れた。 「私は、自分の気持ちを藍良に『あげた』のに」 「あげた‥?」 「そう。与えたとも言う」 次の言葉を聞いた瞬間、私は涙が出そうになった。
/
40ページ
最初のコメントを投稿しよう!
69人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
12(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!