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土曜日になり、昼過ぎから 拓海がうちに来た。
「どうよ、新しい一年」
「そうだな… 拓海みたいな奴もいるよ」
「えっ…!」
拓海は 驚いて ガバッとソファから身体を起こした。
「そいつに 変なことされてないだろーな!」
「ハハハ… されてない、ない。心配すんな」
「マジかよ… 全く… 伸ちゃん スキだらけだからなあ…」
拓海は 豪快に見えて かなり 心配症だ。
そんなところも 好きだけど…。
一人で笑っていると、後ろから 急に 首筋にキスをされる。
「あ~ 今日は 絶対 泊まってく!俺無しでいらんない身体にしてやるからなっ!」
「ば… なんだよ…」
拓海に押し倒されながら 幸せで幸せで ちょっと泣きそうになった…。
…終…
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