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沙耶の泣き声で奴らが寄ってくるのではないかと焦りはしたが、沙耶もそこのことはわかっていたのだろう
声はさほど大きくなかった
そして今、私達は職員室に立てこもっている
「さて、私の自己紹介はいらないよな?」
冴子「ん?なんだ、知り合いだったのか?」
冴子が壁に寄りかかりながら聞いてきた
「まぁね。孝と沙耶、麗とは幼なじみだよ。コータとは昔ちょっとね」
冴子「鞠川校医とは?」
「あぁ、私って生徒会長じゃない?静香先生はいつもドジばっかしてるから……ね?」
静香「あは、あははは」
私の言葉を聞いて静香先生が顔を背けている
他のみんなは静香先生を呆れたといった表情でみている
孝「ところで鞠川先生、車のキィは?」
静香「あ、バックの中に……」
冴子「全員を乗せられる車なのか?」
静香「う゛っっ」
冴子…容赦ないな
「じゃぁ、無難にマイクロバスだな」
コータ「師匠、まだあります」
「ん。ありがとう。お詫びにデザートイーグルを一丁とマガジンをプレゼントしよう」
コータ「有難う御座います!!」
凄い勢いでお礼をいってきたからみんなが少し引き気味だ
コータ…仕方がないんだけどね
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