政治家の眼

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もし皆さんが千人の枠の中で横暴な権力者になったと考えてみて下さい。その時皆さんは権力を守る為まず何をされるでしょうか?ご自身だけで後の九百九十九人を支配出来るでしょうか? 世の中は極めて少ない支配層と圧倒的大多数の被支配層が共に生きています。少ない支配層は被支配層の労働から搾取して権力を維持しています。金持ちがいるのも大多数の庶民から吸い上げて金持ちになった訳でこの世の全員が等しい権力や資産を持つ事は有り得ません。被支配層の存在があって初めて支配層や資産家が存在可能な訳で彼等は搾りとり服する大多数がいないと困る訳です。しかしもし大多数の被支配層が結束して支配層に抵抗した時、支配層は勝ち目はありません、ここを調整する必要が出てきます。被支配層が気付かないように支配層に服従させ貢がせる、決してクーデターを起こさせない、この目的の為に政治が必要なんです、政治とはそういう事です。だから国民の為に政治をやっている訳がありません。国の維持の為や、過度な抑圧は支配層への反抗に成りかねないから或る程度は国民を生かす政策も必要ですが理想的には生かさず殺さずで出来るだけ騙し多く搾りとる、これです。だから政治は嘘を言ってなんぼです。汚い金、ポーカーフェイス、詐欺、ペテンが無くては出来ない職業なのです。一部には志ある政治家はいますが、それでも圧倒的大多数な闇の権力にある部分従わざるを得ないのが悲しい現状です。
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