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「フィリア、どこに行くの?」
フィリア「え?」
後ろを向くと、私の友人がいた。
フィリア「レイナ!!どうしたの?」
レイナ「フィリアが教官に説教されてたから、出てくるタイミングを見失ったのよ」
レイナ・クランカ、同じ系統だけど、彼女も私と同じ意見を持って、無詠唱で攻撃魔法を夢に持っている。数少ない友人だ。
レイナ「フィリア!!ここの離れにある島に図書館があるの知ってる?」
フィリア「ん?知ってるよ」
レイナ「実は先輩から聞いたんだけど、あそこに秘密の通路があって、そこには学園長の魔法ファイルが隠されているんだって!!」
フィリア「本当に!?すぐ行こうよ!!」
レイナは首を横に振って、ふぅ、と息を吐いた。
レイナ「私たちだけでは無理に決まっているから、古代文字を読めて、ドアの開錠魔法を使える人を探さないと!!」
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