LIGHT Ⅰ

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「フィリア、どこに行くの?」 フィリア「え?」 後ろを向くと、私の友人がいた。 フィリア「レイナ!!どうしたの?」 レイナ「フィリアが教官に説教されてたから、出てくるタイミングを見失ったのよ」 レイナ・クランカ、同じ系統だけど、彼女も私と同じ意見を持って、無詠唱で攻撃魔法を夢に持っている。数少ない友人だ。 レイナ「フィリア!!ここの離れにある島に図書館があるの知ってる?」 フィリア「ん?知ってるよ」 レイナ「実は先輩から聞いたんだけど、あそこに秘密の通路があって、そこには学園長の魔法ファイルが隠されているんだって!!」 フィリア「本当に!?すぐ行こうよ!!」 レイナは首を横に振って、ふぅ、と息を吐いた。 レイナ「私たちだけでは無理に決まっているから、古代文字を読めて、ドアの開錠魔法を使える人を探さないと!!」
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