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私とレイナは二人で唸っていた。そんな奴いるのか?
一人だけ心当たりはある。けどその人に頼りたくない……
レイナ「やっぱりガリ勉くんに頼もうよ」
フィリア「絶対に嫌!!教官にチクられたら終わりだし、あいつキモいし……」
レイナ「あんた…そんなこと言ってたら私たちの夢なんて、儚く終わるだけだよ?」
私は舌打ちをして「我慢する」と小さく言って、教室に向かった。
ガリ勉くんは教室の前の席にいつも座っている。正直、あいつに話しかけるやつなんて見たことない
レイナ「フィリア、あんた言ってきなさい」
フィリア「は?嫌に決まってるよ!!言い出しっぺのあんたが行けば?」
レイナ「あ~、良いのかな?フィリアの秘密をガリ勉くんに話しちゃうよ?それに図書館のことは誰が教えたと思っているの?」
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