LIGHT Ⅳ

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さて、ここまで、早いとなると彼女は無詠唱魔法の会得に成功したのだろうと思われる。学園長と親密な関係になっているという情報を照らし合わせると、それが妥当である。 生徒D「チムラ君、あの……聞いてる?」 チムラ「へ?」 僕は急に話しかけられて、ちょっと変な声を出してしまった。 生徒D「もう……だからさ、明後日は社会見学だけど、自由時間て誰と回るか決めてる?」 明後日……社会見学か…… チムラ「ごめん…もう……決まっているんだ」 生徒D「そっかぁ。残念だなぁ」 生徒C「おい!!じゃあ俺らと回ろうぜ?」 生徒D「なに偉そうに言ってんのよ!!」 僕はそんな会話の中、考えていた。無詠唱魔法について
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