第三章

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アンナ 「えっと… ご案内します。こちらへ」 アンナちゃんは 振り返ると霧に向かって 杖を振った。 チリーンと 鈴の音が森の中を響く すると 霧が生き物のように ザワザワと動いて キレイに 左右に分かれていった。 直線に 道が開く 木々までも 可能な限り 左右に分かれている。 アンナちゃんが 「どうぞ…こちらへ。」 と 歩き出した。 地味だけど 不思議… とっても 幻想的だった
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