第三章

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ディアナ 「それにしても 久しぶりね~ ロキ 何年ぶりかしら? 50年くらい?」 ロキ 「チッ… 110年だよ。 相変わらず 適当な女め。」 ディアナ 「110年… ああ そっか『あの日』から もう そんなに経つんだ。」 ロキ 「オマエ 『時間魔法』の使い手だろ なんで そんなに適当なんだ。」 ディアナ 「逆よ~。 『時間魔法』を使うから 時間の感覚が曖昧になるのよ」 そう言って マリアベルが 城から持ってきた ヴィンテージワインの入った ワイングラスを傾けた。 悔しい事に 行動の一つ一つが 絵になる程 優雅で サマになっている
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