第四章

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そう言うと いつの間にか 握られていた ナイフを 一度に五本 投げつけた。 ナイフの 投擲のスピードは 速い。 しかし ロキはおろか 端で 見ていた三人にも 見切れるスピードだ。 しかし ロキは それを大袈裟なくらいの スピードで 真横に 『大幅に』よけていた。 なぜなら ディアナは ナイフを投げつけたと同時に その場で 杖を振っていたからだ それの意味する所を 一瞬で 理解していたのは ロキだけだった。
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