第四章

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二人の模擬戦が 終わる頃には 空が暗くなり始めていた。 広場にいるのは ロキとディアナの二人だけ 残りの三人は 夕食の準備という 名目で 席を外していた。 (アリスは渋ったが マリアベルが説得した) テーブルの上の ランプが 二人を照らしている ロキは 銀のキセル ディアナは 金のキセルを それぞれ くわえている。 ディアナ 「アンタも ちゃんと 使っていたのね。」 ロキ 「……まあな」
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