第一章
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階段を何段も上がり そして おそらく 城の中腹あたりに到着した所で メイドが 大きな扉の前で 足を止めた。 メイド 「こちらが 『謁見の間』でございます」 ニコリと微笑んで 扉を押し開く 巨大な扉がメイドの細腕で ひらかれてゆく。 一団は そこにいるであろう人物を 想像して 息を飲み 緊張と警戒のレベルを 引き上げてゆく。
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