第四章

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マリアベル 「意識的にか 無意識にか 私には わかりかねますが ロキ様は 一度も『ディアナ』と 呼ばれていません。 仮に 過去 恋人同士だったとしても おかしいと思いまして…」 ディアナは ワインのビンを テーブルの上に 置き直して ため息をついた。 ディアナ 「気付いてたんだ。」 マリアベル 「ハイ。 確信したのは 先程 書庫の鍵を ロキ様に渡された時です。」
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