第五章

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だが 逆に 『たった一人で道場を続けて 残す者もいない… 世に出ない流派を修める事に 何の意味が在るのか』 とも 考えてしまうのだ。 カイル 〔どうする…〕 祖父の葬儀から 数日間 カイルは 悩み続けていた。 他人からすれば 些細な悩みだと 一笑するかも知れないが カイルにとっては とても大事な人生の岐路だ そう易々と 早計な判断は出来ずに ずっと 悩み続けている…
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