第一章

17/30

6618人が本棚に入れています
本棚に追加
/1010ページ
彼らは 侵入者で敵対者だ。 警戒するのが 当然で 何だったら 今 突然 攻撃をくわえてきても なんら不思議じゃない。 しかし 黒髪の少女の反応は どこか呆れ顔に見えるし 銀髪の青年に至っては 無視 無反応だ。 それも 本気でこちらに興味がない。 仮に 意識的に 無視をしていたとしても どこかに 何らかの反応が有るのが 通常だが それすら 無いのだ。 こちらは 『暗殺』を企てる『刺客』だ という事に 少なからず 気づいているにも関わらず。 その事実は 『武人』である彼らに対する 明確な『侮辱』と言える。
/1010ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6618人が本棚に入れています
本棚に追加