第五章
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カイル 「そうだったんですか …そう…ですね。 僕が 祖父に聞いたのは 『魔獣』は その名のように まさしく 『獣』のような 人物だそうです。」 椿 「具体的には?」 カイル 「奴は全身凶器…… 格闘が主体で 魔法も使わないそうです。」 椿 「魔法?ああ…『法術』か」 カイル 「奴は 特定の拠点を持たず いつも どこかをうろついている 例えるなら 『自然災害』のような者 らしいですね。」
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