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カイルは その言葉に従って
この道場の現状と
カイルの迷いをつぶさに語った
椿は
静かに相づちを打ちながら
黙って聞いていた。
椿
「フム……。」
カイル
「スイマセン。
こんな 個人的な事を
お話ししてしまって…。」
椿
「イヤ…
こちらが聞いたのだ
それは良い。
カイル殿 一つ提案がある」
カイル
「提案…ですか?」
椿
「ウム。
カイル殿の悩みは、
言ってしまえば、
『ジェクト殿と
同じ道を歩みたい。』と
言う事であろう?」
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