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それでもリーダー格の男は
その侮辱を飲み込んで
広間の中央に歩み出た。
すぐに 武器を
取り出せる様にしたままに
リーダー
「……失礼する!
『魔人』殿とお見受けするが
違いないか!」
『魔人』と呼ばれた
銀髪の青年は 返事をしない。
それに代わるように
いつの間にか
青年の傍らに移動していた
メイドの少女が
ニコリと返答した。
メイド
「はい。
こちらの方が
このグラン・ブルーの城主
『魔人ロキ』様です。」
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