第五章

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椿 「では 返答を聞こうか?」 翌日 再び 道場を訪れた椿は 朝の挨拶も そこそこに 言い出した。 カイルは 椿に頭を下げる カイル 「椿さん! よろしくお願いします!」 椿 「フム。 そう言うと思っていたよ。 これから よろしく頼む。 今から 我々は『同志』だ。 私の事は 椿でよい。 私もそなたを カイルと呼ぶぞ」 カイル 「ハイ!! よろしくお願いします。 えっと…つ…椿。」 椿 「フッ…よろしく。」 こうして カイル・ルディフトは旅立った 彼が 好む好まざるに関わらず この 旅路が 『事態を動かす』のだが…… 彼らは まだ その事を知らない。
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