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しかし、ここに来て
リーダー格の男は戸惑っていた
メイドの少女が言う限り
目の前の銀髪の青年が
目的の『魔人』で
間違い無いのだろう。
だが 青年からは
『最強』や『最凶』などいう
威圧感を感じないのだ。
リーダー格の男は
これでも 世間にいくらかは
名の知れた『武芸者』であり
そのために
今回の依頼が 舞い込んできた
そんな実力者なので
相対した敵の力量を測る
センサーは 持ち合わせている
それは
彼と供に来た後ろの三人も
精度の差はあっても 持っている
そのセンサーが
全く反応しないのだ。
まるで 一般人の様に。
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