第二章

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まあ いいか。 マリアベルは思った。 そもそも この自分の主人について わからない事は山程あるのだ しかし それらが 自分の中の『信仰』を 曇らせる要因には 髪の毛先程にも ならない この『妹分』を 可愛がっていることに 違いはないのだ。 それで 充分。 マリアベルは いつも その光景を 微笑ましく 眺めていた
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