第二章

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侵入者 「なにが 可笑しい。」 マリアベル 「いえ。失礼致しました。 まさか その程度で『完璧』と おっしゃいましたので…」 マリアベルは クスクスとまた笑った。 マリアベル 「そもそも なぜ気配を消せるなどと 思えるのでしょうか? 生きているのに。」 侵入者 「なに?…」 マリアベル 「生きている以上 心音や呼吸はしているのに… 『隠す』ならまだしも 『消せる』とは…。」 マリアベルの笑いは止まらない 侵入者 「……もういい。殺せ。」 侵入者が そう言うと数人が マリアベルに襲いかかった。
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