第二章

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マリアベル 「朝から ずっと 潜んでおられましたね この城の者たち全てが いつ 仕掛けてくるのか 心待ちにしていましたよ。」 それは 凍える程に冷たい 死刑宣告に近い言葉だった。 そして ゆっくり 刀身が引き抜かれた。 侵入者 「ば…化け物め……」 侵入者は 血液を流しきって 庭園に倒れ もう 動かなかった。 マリアベルは ニコリと笑い つぶやいた。 マリアベル 「私は 『魔人』に仕える 『メイド』ですから。」
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