第三章

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ロキ 「ああ…。 城の事は アイツに任せていればいい。」 アイツと言うのは 執事 兼 侍従長の 『ブラド』さんの事だ。 ブラドさんは 人間の国で言うところの 『宰相』や 『大臣』みたいなもので この城にまつわる 全てを統括している ロキの『右腕』だ。 この『グラン・ブルー』には ロキが 望む望まないに関わらず 色々な人が集まってくる。 いわば ひとつの国だ でも ロキは そんなものに 全く興味を示さないから ブラドさんのような人が 必要になってくる。 ブラドさんが 人材を適材適所に振り分けたり 金庫の管理や 近隣の街との 交渉したり、 (日用品の買い物とかね。 ロキは 国の上層部には ウケは最悪だけど 近隣の一般人にはそれ程 悪くないらしい) とにかく 国営のほとんどを やってくれているのだ。
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