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周囲を警戒しながら
一団は先をいそいだ。
だが、予想した様な
襲撃は存在せず
開かれた場所にでる。
しかし その警戒心は
微塵も減じていない。
目の前には
巨大な門がそびえ立ち
ここからが 本当の本番だと
暗に物語っていた。
「こんなデカい扉 どうやって」
男の一人が 言い終える前に
扉が大きな音を立てて、
人一人分だけ 開かれた。
そして、
その隙間から
何者かが現れたのだ。
一団は一気に警戒心を引き上げ
すぐにでも
武器を取り出せる様に身構え
扉から出てきた人物に注目した
その出てきた人物とは……
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