第三章

24/47

6618人が本棚に入れています
本棚に追加
/1010ページ
ワタシ達の風竜が 樹海の中でも 割と木々と霧が少ない 広場に 着陸する。 竜から降りて 改めて辺りを見回す アリス 「凄いね……」 ものすごく 濃密な森の香りと 十メートル先が見えない程の 深い霧… 『迷いの森』と言うに相応しい さらに 地面に立って気づいたのが 方向感覚が 狂わされかけている事だ。 森自体に そんな力があるのか 霧のせいなのか… 不思議がっているワタシに ロキ 「これが『時空の魔女』の 『空間魔法』のひとつ 『広域幻覚』の魔法だ」と ロキが教えてくれた
/1010ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6618人が本棚に入れています
本棚に追加