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それを頃合いとみて目の前の男の頭を踏み台に飛び天に矢を放つ。
これが合図だ。
そして着地の際に剣を振り、また屍の山を築いていく。
しばらくすると黄布党の声が聞こえてくる。
『門が開いて兵が出てくるぞー』
『ひぃぃぃー。俺はこんなとこで死にたくね~』
後ろにいた黄布党は前に布陣している仲間を置き去りに反転し逃げ出す。
それを見て俺はまた天に矢を放つ。
すると後方の森から兵達が出現する。
『うわ!?後ろにも兵がーー』
逃げ出していた黄布党は慌て反転しようとするが後続にぶつかり大混乱を引き起こし行動不能に陥る。
兵は徐々に黄布党を包囲し未だ混乱から覚めない黄布党を次々に討ち取っていく。
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