召喚

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「いや~、風の吹くまま気ままに旅を続けてこの街に辿り着いたんですがね、ここって何処ですか?」 老人は一瞬怪訝そうな顔をしたがすぐに答えてくれた。 『ここは益州の巴都ですじゃ』 ん?益州といって思いつくのは中国か?それも街の文化からするとかなり昔の。 まだ詳しく聞く必要があるな。 「ありがとうございます。いや、すみませんが長い間旅を続けていたせいか治世に疎いもので、もう一つ聞かせてもらってもいいですか?何か最近大きな事件とかってありました?」
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