第一章 統合!?

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学校からの帰り道、俺は親友の佐野 和志と一緒に通学路の並木道を歩いていた。 ちなみに和志は副会長をやっている。小学からの友達で一番仲がいい。 「ここを通るのもこれで最後か…」 ふと和志がつぶやく。 「確かにな…まあ1年しか通ってないがな。」 「まあ1年でも毎日通えば愛着が湧くってもんよ?」 「まあな。そういえば和志は今回の統合どう思う?」 ふと俺は和志の意見を聞いてみたくなった。 まあ信用できるやつだからな。 「ん~多分理事長のお遊びかなんかだと思うけど…まあうちって全校生徒少ないからな…それもあるんじゃないか?」 「そっか…理事長も同じこと言ってたよ。ったく…あの人は何考えてるんだか…」 「まあ理事長らしくていいんじゃね?」 「確かにな…いい迷惑だがな…」 「はは…達也はいつも巻き込まれてるしな!」 「笑い事じゃねーよ!ほとんどコーヒー買ってこいだのとかいうパシリだし…」 「まあ権力の濫用ってやつだな…………あっ俺こっちだから!」 「おう、そうか!じゃあまた明日学校でな!行くとこ間違えんなよ!」 「間違えるかよ!お前も間違えんなよ!」 こうして俺は家路に着いた。
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