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先生×生徒
──どうした？そんな所に立っていないでこっちに乞い。ほら、…こっちだって。
──あ、の…ここの問題が解らなくて。あｯ…、そんなに近寄らなくても…。
生徒を導く者と先生に学ぶ者。何を抱いて教えるのか教わるのか、それは希望なのか愛なのか。まだ発展途中の者を自分色へと染めるそんな残忍な心で真実の愛と呼べるのだろうか…
二人は数年前に知り合ったばかりであるが互いに惹かれ合う何かが合った故に禁断な愛を胸に抱いてしまった。愛してはならぬと頭働くものの心はどんどん惹かれていく。決して交わることの無い二人、然し一度生まれた愛は冷めること無く課題を解決しながら結婚への道を歩んでいく。
──どうしようもなく好きなんだお前のことが。絶対に守るから傍にいてくれ。
──先生、…私もどうしようもなく好きなんです。傍に…いさせてください。
あぁ、罪な二人
甘い甘い愛に
溺れて行くね
それでも傍に
ずっといたい
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