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恐る恐る菜緒を見てみると……
無表情で呪文を唱えながら、マリンに向かって指パッチンをした。
菜緒「…凍てつくせ、ブリザラ。」
唱えられたマリンは見事に氷漬けにされていた。
ちょ、いきなり中級魔法かよwww
菜緒はマリンのことを気にも止めず、健に向かい直った。
菜緒「…何か質問あるかしら?」
いや、そんなマリンの一件が無かったかのように言い直されても……。要するにFFの魔導師だけバージョンみたいなもんだってことだろうか。質問……まあ、あるっちゃあるが………
健「えーっと、その魔物とか魔王ってどんな感じなの?」
そういった瞬間、菜緒の表情が固まった。
健「…え?ちょ、大丈夫?」
菜緒の目の前で手を振り、意識があるか確かめる。
菜緒「…え、ええ。…ここ最近、魔物の数が増えて来てるの。原因はまだ判っていないから何とも言えないけど、ノア様は千二百年前に封印された魔王が原因だと考えておられるわ。………封印が解かれたのだ、と。」
健「へぇそうなんですか大変ですね。(棒読)」
厨二設定乙wwwてか俺、すげぇ他人事wwwなんせ俺は全く関係ないしwwwここに飛ばされたのだって、きっと何かの偶然だろうよwww
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