5人が本棚に入れています
本棚に追加
/40ページ
転勤族だった私は 中学２年の時に今の町へやってきた
転校は友達との別れなど 悲しい事も多いけど…新しい町・新しい家…どちらかと言えばワクワクしていたような気がする
転校してきた私は なぜかクラスに馴染めなくて 違うクラスの子達…Ｙ達と仲良くなった
Ｙは１つ上 ３年の先輩達とつるんでいて…
『◯◯◯連合』『族名』『ブラックリスト』そんなものを作って遊んでいたけど…つるむだけで それらしいことは何１つしてない(笑)
今思えば『不良ゴッコ』をしていたんだと思う
そんな先輩達とつるむ中で１つ年下の男のコグループと知り合った
どういう経緯でそうなったのかは解らないけど…
先輩は休み時間ごとにその子達を追い回してたから 必然的に私たちも追い回すようになった
別に何をするわけでもなく 捕まえたら先輩に差し出す…それだけ(笑)
ただ…私は、人の顔と名前を覚えるのが大の苦手
それが グループにくっついてるだけの影が薄い男の子なら尚更(苦笑)
…そう その影の薄い男の子が後に私の初カレになるＳ(笑)
このグループ同士の出会いが私たち２人の出会いだった
最初のコメントを投稿しよう！