士郎様

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サッカー部。 聞くと、淳也様と士郎様は、二人ともサッカー部だそうですわ。 余り。 サッカーの事は、詳しく無いのですが・・・。 「どうも!!」 元気な声が、私の後ろで聞こえた。 後ろに向くと。 秋様と・・・。 夏美と。 もう一人居た。 ショートカットの髪に、赤い眼鏡を頭に乗せている。 まぁ。 可愛い女の子だった。 「あっと。私は、音無春奈です!!宜しくね!麗さん!」 と、春奈様は、私の手をぎゅっと。握ってきた・・・。 「なぜ?私の名前を??」 疑問になった?? 「夏美さんから聞いたんです!」 ニコニコしながら。 可愛いわ。 夏美からか。 「そうでしたか。それなら良いですわ。それと、春奈様で良いですわよね?」 少しの沈黙・・・。 「春奈ちゃん。で良いよ!!」 春奈・・ちゃ・・・ん?? 無理無理!! 無理ですわ!! 今まで。 『様』付けだったもの。 「ぅ・・。」 なんだか。 春奈様・・・。 ウキウキしている。 期待を裏切る訳にも行かないし・・・。 「はる・・。はるな、ち・・ちゃん!!」 う~~~。 かなり。恥ずかしいですわ。 「良く言えましたー!!」 春奈ちゃんは、凄く嬉しそうだった。 その後。 秋様も、 『私も、ちゃん付けして??』 と言って。 結局。 春奈ちゃん、秋ちゃんと言う事になった。
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