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「ねぇねぇ、じゅん君」
「どうしたの?」
小さな公園で仲良く話す二人。
沈む夕陽の光りを浴びながら、いつものようにたわいもない話しをしていた。
「知ってる?好き好きって思ってると
離れちゃったって、また会えるんだよ。」
「そうなんだ。じゃあ僕とあやちゃんは離れても大丈夫だね!」
「離れないから大丈夫だよ。。。
明日ね幼稚園ないでしょ?だから、朝にじゅん君に会いたい。。。」
「そうだね。僕起きたらすぐ行く!!」
「う、うん。」
そうやって「バイバイ」をすると、それぞれ家に帰って行った。
沈む夕陽が、なぜか寂しそうな亜耶(アヤ)の影を長く、長く、伸ばしていた。
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