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眩しい朝日が部屋に注ぎ込み、朝だという事を知らしてくれる。
純平(ジュンペイ)は目覚めると、すぐに起き上がりいつもはゆっくり済ませる着替えを一瞬で終わらした。
「お母さん、お母さん、お母さん!!」
「どうしたの?純平」
「公園行ってくる!!」
お母さんは朝ごはんの用意の手を止めずに呆れていた。
「起きたばっかで着替えもせずに、公園なんて行けないでしょ?」
パっと振り返ると着替えを終わらせ、どうだ!といわんばかりに純平が立っていた。
「あら、今日はお利口さんね。朝ごはんは食べて行きなさいよ。」
公園が家の前という事もあって、お母さんは公園によく連れていってくれた。
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